2015-03-23

Withdraw from Mt.Youtei

融雪が著しく進む今日この頃。
本日は、高畠さんと出来るだけ高度を稼ぐために、ここいらで一番高い山、羊蹄山へ行ってきました。

まぁ、いつものことだけど。

6:45半月湖駐車場を出発。
天気は、冴えずに雪も降り出して、テンションも上がらん。


いつものドロップポイント1,000m付近まで2時間チョイを黙々と登り続けたところ、徐々に天候は回復し、黄泉の世界にアタックする高畠さんをパチり。
マジかっけ〜。
タイトル「FREE RUN」だねこりゃ。


ボクも撮っていただきました。
やっぱオレンジのウェアは映えますな。
1,000mからの急登中。


天候も回復してきたってことで、ドンドン高度を上げます。
これから先、テラスの沢の1,300mちょっとまでしか登った事が無かったボクには未知の領域。


上を見上げると、ハイマツに雪がくっついて固まったイボだらけ。
滑るとこなんて無いじゃんかと思ってたところ、1,550m付近で突如視界に現れた、ビッグな沢。
ここまで登らないと見えない沢なのです。
こんなデカい沢があるの知らなかった
マジでかいから。
スケールが違う。

「1,550沢」と名付けましょう。
雪あったら最高なんだろうな〜。
てか、青が綺麗過ぎる。


1,550沢を登りきると、最後に現れたのはピークのみ。
冬の羊蹄でついにここまで来た〜。
嬉しい。
ここまで5時間くらいかな。

と、この後。
写真で見える左の稜線の半分くらいまで行ったところ。
ピークまで残り100mも無いところで、急にボクの体調が急変。
めまいに吐き気に襲われたのです…。

一人なら難なく諦めますが、高畠さんも一緒にいるので。
しかし、高畠さんは、ここから降りようと。

ありがたい。

もう30分もかからないところにピークがあるのに。
相方の体調を気遣い撤退を判断。

2人でお遊びで行ってるけど、なんかスポンサーがついてるエベレスト登山で、ピーク目前で撤退を決める隊長の無念の気持ちを感じた。

申し訳ない。
絶対リベンジします。

目からきてるのかも。
紫外線ハンパなくて、こないだヤフオクで偏光レンズ買ったけど、騙された問題で未だサングラスを変えてない状態だったので、ピーカン雪山を裸眼で5時間歩きっぱなし。

1,550沢登りきったところで、雪がうっすら赤く見えるようになってた。
雪が赤いってヤバいよね。
大陸からの訳の分からないスモッグが来襲して、黒くなってるのは分かるけど、赤いって…。


ということで、5時間強を歩き、1,767mまで。
うむ。

カッチカチのため、手持ちは無理だったので、ヘッドストラップでの動画。
高度感ハンパないっしょ。
最後、拷問だ〜って叫んでっしょ。

まぁ、楽しかったって事。


登りももちろん程度疲れたけど、下りが辛すぎた。
良いとこもあるんだけど、強烈なところはホントにモモが肉離れになるんじゃないかと思うほど。
てか、本当にモモが千切れた。
大転倒もしてないのに、滑っただけで怪我したぜ。

1,550沢とそっから下の沢、んで、高畠さん曰く、やりたい放題斜面は良かったけど、それ以外の風の当たる裸斜面はヤバし。
横滑りもままならぬカッチカチ。

これならシャバシャバ雪の方が良し。


アンヌプリと同じくらいの高度から。
やっぱ羊蹄って高いんだね。
ニセコ連山って、ポコっとしてるんだ。


帰りのタランボ群生地帯から。
あの一番高いところの寸前まで行ったんだな〜と。
残念な気持ちでいっぱい…。
でも、充実。


塩分も抜けきった体が欲したため、いつもの寳月。
今日のとり天ぶっかけは一段と美味かった。


次回は絶対にピーク奪ってやる。

ヨウテイノカムイミチビイテクレ★






2015-03-03

Deceive

冬山に登る。
晴れたら雪に太陽が反射してスゲー目が痛い。

運転中、地吹雪になる。
道路と空の境が分からない。

釣りに行く。
水面が光って魚が見えない。


ということで、偏向グラスが欲しいなってことで、ヤフオクに手を出しました。


入札件数35件の中、定価の3分の1の価格での落札に成功。
メチャクチャ嬉しくて届くまで楽しみにしてた。


で、本日届いた。



っっっっっっっっって!!!
待てコラ!!!!!!!!

何じゃこりゃ!!!!!!
ちゃっち!!!
メイドインUSを誇るブランドが、この作りなのか!!!!!


ブランドロゴがフレームからズレてるぞコラ!!!!!
何だこれ。


品番の間の□何よ?
こんな品番見た事無いから。


フレームとアームのズレ。
世界のUSAがこんなんで良いのかコラ!!!



自分の浅はかさと、他人の金を貪って生きる餓鬼のような人間に、メチャクチャ腹が立つ。
何で自分は働かず、他人を騙して生きるのか。
騙して生きる事に疑問は無いのか。

神はいないと思うけど、不幸は必ず訪れると思う。
てか、人生史上最悪の不幸に遭遇して欲しい。

ボクの中には、人を騙してでも自分の利益にって心が無いから全く分からん。
何故なんだろう。


できることなら、一杯酌み交わしながら口論がエキサイトして、怒りに任せてアゴの先をおもっきり殴って、気絶したところ脇腹に小学校からサッカーをやってるキック力で、あばら付近を蹴りまくり、折れたところで転んだフリして膝でもう一回あばらを終了させたい。

息をするにも「痛い痛い痛い」ってなくらいに日常生活を不自由にさせたい。


でも、そんなことできんから、妄想して寝る。
騙すって言葉マジ嫌い。


タメイキシカデナイ★






2015-03-02

Asahidake

今年も旭岳遠征行ってきましたのだ。

旭川市内の雪の少なさに驚いたけど、スーパーガイドのトシさん宅周辺にも雪が無い。
うむ。
マズい。

当初は富良野岳アタックの予定でしたが、風向き的に雪が着いてないとのトシさんの分析のもと、旭岳を狙う事に。

しかししかし。
ロープウェイは、山頂付近の強風により運行開始が遅れる始末。

期待は薄い…。


やっとのことで9:40に運行。

が、姿見は爆風。
フラットな面はカリッカリ。

…。


だがしかし。
そこは敏腕ガイドのトシさん。
山と風と雪の動きを知り尽くしてます。

1本目は三角。
アプローチまではカッチカチながら、三角から下は激パウ。
顔ですわ。
やっぱ旭岳の雪は軽い。
顔に喰らっても、すぐぶっ飛んで行く。

サイコー。

2本目はB2。
ここも激パウ。
顔ってか、オーバーヘッド。

サイコー。

3本目は雪庇だからB3かな。
ここも激パウ。
おだってトップスピードでおもいっきり当て込んだらブワァッファーってw

サイコー。

4本目は、満を持してイワトビペンギン。

ドロップはトシさん曰く、50度弱ってことで、下が見えない。
でもビビってはダメ。
ぶっ飛んで行くのです。

ここで、やっとこGoPro撮影敢行ですわい。
片手が使えずのペンギンさんは難しかった。

ブレッブレだけど、顔に喰らってるのが見えますでしょ?
1日目の激パウから2日目の天然ボウルまで。
主に自分撮りなんですみません。

グヘへグワッハ!!


てな感じで1日目を終えて、たらふく飯食って、酒飲んで寝て、2日目突入。

ジャンキー3人組。
高畠さん、鼻…。
カムイがお怒りに…。


姿見に集う、ベクター軍団。
天然記念物をいっぱい見たって感じ。
ヤッベ。
そして欲しい。


敏腕ガイド兼ラッセル隊長のトシさん。
絵になる男。
そして頼りになる男。



1日目の激パウ。
2日目のやや重のパウ。
敏腕ガイドのトシさん。
ジャンキーのみんな。

全てに感謝の2日間でした。

最近のニセコは、雪質が優れなかったけど、やっぱ旭岳は別格。
雪が違う。
また行きたい。

コナユキサイコー★






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