釣れることが前提の旅となりますので、オピネルナイフやらワサビやら醤油やら、トランギアストームクッカーやら塩胡椒にバジルやらを持参でいざ出陣。
第一アタックは掘株海水浴場横の港。
泊原子力発電所のお膝元ということで、厳戒態勢がしかれる中のアタックとなりましたが、車を停めると早速ではありますが、異常警報発令ですよ。
「ウォーンウォーン」
車を止めた場所がマズいのか、ただならぬセンサーに引っかかり、侵入者警報が発動ですよ。
やんや。
これ、ずっと鳴ってんの。
したっけ、ゲートの警備員が遠くから双眼鏡で我々の動きを監視しているのです。
は?
異常者フェイスのオッサン二人ですが、さすがに真っ昼間から原発テロを起こす気はありませんよ。
片手に竿。
ビンラディン的人物ではないことは見たら分かっしょ!!
ボクの「何これ〜?」との問いに、原発警備員は「機動隊が出動するかも〜。」だって。
いやいやいやいや。
なんか知らんけど、警備ゲートからのホットライン的なもので、異常のない旨伝えなさいよ。
何のために警備してんのさ。
ったく。
ということで、機動隊がアタックしてきたら、その時は身分をフリーターと伝えることを念頭に釣りを開始したのでした。
だがしかし、生命反応なし。
機動隊問題から、そそくさと場所を移動し、ハマジ氏が前回バケツ一杯ソイが釣れたという泊村の海岸へ向かいました。
だがしかし。
海は荒れに荒れ、釣りどころではない雰囲気。
なぜかグレーの日本海は、悲しいスタイルの演歌を思い出す。
ルアーフィッシングでは御法度の生餌で釣果を稼ごうとするハマジ氏右端。
だがしかし、ここも生命反応なし。
仕方なく、ラストの場所を岩内港とし、アタック開始。
そして、1時間程度経過したとき、ヤツに当たりが!!
…。
ついにきたと思いきや、ルアーでルアー並を釣るハマジ氏、超笑顔。
本日は、2人でこのカス1本。
情けなや。
次回は、しっかりと計画を立ててからアタックしたいものでありますな。
ニホンカイハイソヤケハンパナイ★