2013-10-07

Mt.Shakotan

山っていいよね。
ということで、今回は山オジサン達と「積丹岳(1,255.3m)」無雪期無酸素アタックを決めてまいりました。
左からハマジ氏、ヨッシー、アノ氏、ボク。

積丹岳
http://ja.wikipedia.org/wiki/積丹岳

北海道百名山にランクインする名峰なのだ。
これで、北海道百名山は7峰目(うち日本百名山1峰、日本二百名山1峰、日本三百名山1峰、花の百名山1峰(積雪期))ということになりますが…。


ややこしいぜ、山。

日本百名山だけでいいよね。
二百名山とか三百名山って、すでに名山じゃないんじゃないかと思われますが…。

わが町の活性化を図るため、どんなことでもできる偉い人が印刷された上質な紙をたくさん使い、大人の事情でランクインさせている感じがハンパないんですけど。

うむむ。

山の神にランクなんてつけたらダメぞいや。
我こそはってドンドン隆起しちゃうよ。


まぁまぁ名山問題はこのくらいにして、積丹カムイのご紹介を。

余市方面から走り、積丹の町を過ぎて何だかスゲー寂しい国道229号線を7~8km走るとポツンと「積丹岳登山口」の看板が現れます。
2合目山小屋までは、険しい林道を使い、車でアクセスできますが、SUV的なマシンか、ある程度年数も経って、ぶつけたっていいんだ的なマシンじゃないとたどり着けません。

山小屋には、便所あり布団あり自炊コーナーあり。
内部は整頓されていますが、昼間でも薄暗く1人じゃ絶対入れない。
外には伏流水が湧き出てて、下山後のブーツの土落としやフェイスウォッシングには最高です。
お稲荷様問題によるエキノコックス的要素がハンパないので、飲用可なのかは不明。

2合目から9合目くらいまでは、岩石障害も少なく、割と歩きやすい道。
時折見せる紅葉のトンネルが綺麗なのです。
9合目を過ぎると、道幅も狭くなり、岩石障害も現れ、ちょっと歩きづらいかな。
でも、一気に視界が開けるので気持ち的には、辛さが全く無いです。

山頂直下のジグは、道が狭く交差は不可能で、足を踏み外すと軽く20~30m滑落必至なり。

最後の細道障害を過ぎると、隣には積丹半島最高峰の「余別岳(1,298m)」が姿を現し、積丹ブルーと評される奇跡の海に続く、大型フェリーの軌跡、遠く倶知安方面には羊蹄山が堂々とそびえ、この山の素晴らしさを実感する予定でしたが、この日は雲海。
雲の切れ間から羊蹄山が顔を出す程度でした。
でも、雲海が高度感を煽り、街など人工的なものが一切感じられないところが逆に神秘的な様相だったのです。
これはこれで良し。

めっちゃ雲海。


余別岳も神秘的なのだ。


iPhone的パノラミックレンジなり。


patagonia R2を手に入れご機嫌のボク。

神に祈るボク。

気温も安定し、風もほぼゼロということで山頂では快適な昼食を頂くことができました。
ヨッシー、エバニューチタンアルコールストーブ買ってやがった。
しかもエディターズチョイス2013のエバニューウルトラライトチタンクッカーを添えて。

ぐむ。

まぁ良いものは良い。


今回のGPSログ(登り)
 Date: 2013-10-06
 Length: 5.91 km
 Duration: 02:26:35
 Average: 2.5 km/h
 Incline: 806.6 m
 Decline: 5.3 m
 Max. Speed: 5.0 km/h
 Max. Altitude: 1231.2 m
 Min. Altitude: 425.4 m
 Alt. Dif.: 806 m

うむ。
標高差806m。
なかなかの山ですね。

ログにはiPhoneアプリということで細かなズレがありますわな。
まぁまぁ、無いよりマシでしょ。

でも、アノさんGarminポチってたな~。
欲しいな~。


ということで、ヨッシーもみんなのペースに合わせてくれたのもあり、標準タイムどおりに登頂完了です。
下りは1時間30分を切るタイムで下山完了。
乳酸溜まった溜まった。

てな具合で、冬山アタックで気の知れた仲間と、無雪期お気楽登山で更なる結束が高まったのだ。
冬が来る前に、みんなでもう一回行きたいね。


今回は、ヨッシーの言葉をもらいます。
ヤマハニゲナイ★

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