2013-01-16

Snow safety

2013/01/16(Wed)


プチBCに入るようになってから、2ヶ月の新人ですので、まだまだ、オレBC好きですなどと軽々しく吠えることはできません。
装備も足りないし、何より経験が足りない。

だがしかし、経験はこれから積んでいきたいと思っています。
なので、毎週のようにBCに入る日々。

今までは、同行してくれるリーダーが経験豊富なので、何も問題はなかったけど、これから1人で入る状況になった場合、何を装備しなければならないか、どこが危ないのか。

しっかり考えなくてはなりません。

ということで、恒例となっておりますが、必要なギアをピックアップしていきたいと思います。


■PIEPS FREERIDE

  三種の神器の一つで、自分の命を守るとともに同行者の命も守るという意味で携帯するのがマナー。
 だがしかし、雪崩ビーコンは価格が…。

 そんな中、PIEPSから価格設定が低くリリースされたのがこのFREERIDEです。
 1本アンテナなので、3本アンテナの高性能ビーコンに比べると、見つけるまでに多少の時間がかかります。

 本来であれば、5~6万の3本アンテナタイプを携帯するのがベストなのでしょうが、やはり高性能ビーコンには手が出せません。





■BLACK DIAMOND QuickDraw Carbon Fider Probe 240



 ニセコ山系や大雪山系などの雪が多い地帯は、雪崩もやはり起きやすく、そして雪崩の層も厚くなるので、240レベルが必要でしょう。
 さらに、なるべく軽いものがいいということで、カーボン製をチョイス。
 重量は約240gとプローブの中でも軽い。







■BLACK DIAMOND Deploy Shovel 3


 埋まっている人を助けるために、ショベルが重要な役割を果たします。
 雪崩の雪はもの凄く堅いらしいんです。
 手でなんて絶対に掘れないということなので、アルミブレードをチョイス。












■BLACK DIAMOND AvaLung Ⅱ

 雪崩に埋まったとき、寒さではなく、呼吸困難で死んでしまうそうです。
 埋没後、呼吸をすることにより口の前の雪が溶け、やがてそれが凍って酸素欠乏に陥るそう。

 そのために、フィルターを通して雪の中の空気を取り込み、呼吸を確保するというもの。
 吐いた息は、チューブを通って背中側へ排出されるので、口の前が凍ることはない優れもの。

 ビーコンとの併用で、生存率は格段に上がるはずです。




■SNOW PEAK OZEN


 ご機嫌なバーンを滑り終えた後は、余韻に浸りながら、誰もいない自然を目の前に、しばしの休憩をしたいですよね。

 そんなとき、お湯を沸かすにしても雪の上では安定感が無く、さらにストーブを使っても気化熱によりお湯が沸く時間が通常より多くかかります。
 ということで、小さいながらもテーブルがあれば、ストレスを感じることなく温かいコーヒーを飲むことができます。
 重量も約330gで計量かつコンパクト。






■finetrack ツェルトⅡ

 もし万が一、ビバークするようなことになった場合に必要なのがツェルト。
 これがあるのと無いのでは、全くもって生存率が違います。

 そんな中でも、finetrackのツェルトは、テントとしても使用可能なほどの仕様に仕上がっており、超軽量(320g)ということ、さらには、あのウルトラライトギアを取り扱うHiker's Depotともコラボしているほどの一品です。

 これ、もちろん非常用でも使えますが、夏山のテントとしても十分仕様可能です。




■ARC'TERYX QUINTIC 38


 このようなスノーセーフティーギアやくつろぎのギアを納め、さらにはスキーを取り付けられるザックも必要になってきます。
 シンプルで、そして使い勝手が良く、ギアへのアクセスが楽なものがベストですよね。

 そういうことでこれをチョイス。

 アークはカッコイイんだよね~。








ということで、最低限のマナーとして、さらには最高の時間を過ごすため、まだまだ必要なものがあるのであるのでした。

ポチチチチチチポチッチ★

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