2014-01-17

Backbowl Avalanche

やっぱね。
みなさん既にご承知の事と思います。

スキー場で雪崩、男女3人巻き込まれ重軽傷 北海道・ニセコ町

スイス人男性、フランス人女性、日本人男性(ガイド)だってさ。
ソラミタコトカ。

本日のなだれ情報は次のように発信されてました。

ニセコなだれ情報第34号 Niseko Avalanche Info No.34

山麓6時気温-9度積雪12時間25cm結晶雪ふきだまりなし、モイワ800m気温-11度西8m/s積雪30cm夜半ふきだまり発達80cm、アンヌプリ1150m気温-13度積雪40cmふきだまり発達、ヒラフ1000m気温-11度積雪20cm、山頂1308m気温-15度北西13.1m昼予測北西15m/s、日本海弁慶岬北北西15m/s神威岬西11m/s波高1.6m気圧1018hpa、冬型の気圧配置の中で降雪が断続、今後低気圧の移動に伴い等圧線間隔が狭まり風雪が強まる見込み。風の影響を受けた斜面にはソフトスラブが発達しているが樹林帯の雪は良く鉱山の沢、東尾根雪庇面など一部の急斜面を除き、全体の雪崩リスクは低い。雪庇が大きく発達している。危険なので近寄らないこと。わずかな刺激で大きく崩壊する。ノール下に亀裂が生じ始めている。上からは見えないので転落に注意。各ゲートの開閉は未定、パトロールの指示に従うこと。ロープをくぐってはならない。コース外へは必ずゲートから出ること。スキー場は常に利用者の安全に関心を払っている。ニセコルールは全スキー場利用者のためにある。良い一日を。



ここ数日間の大雪で、どこの沢も良い感じなのは分かる。
だけど、ボクの師匠達でも決して近づかないバックボウルは危険な沢の代名詞。

そんな普段でも危険とされている沢に、こんな大雪の最中にアタックするのは自殺行為。
実際、先週の藤原でも雪崩が起きたって。

ボクらもその日その場所を滑っていたから、あまり人の事は言えない。

うむ。

この一件で、ゲートが閉じられる事が無い事を祈る。
たった一人の安易な行動が、山を愛する人たちの楽しみを奪う。

ボクも他人事とは思わない。
自分の行動に責任を持って行動しよう。

昨年から、ニセコの山にお世話になり、エイジくんや阿野さんにパウダーの楽しさを教わり、同時に怖さも数々体感した。
だから、今年は自分の命や友人の命を守る最低限の装備を揃えた。

まだまだ馬子にも衣装的な装備だけど、使い方をこれからしっかりと身につけていきたいい。
山で死んじゃっちゃ意味ないからね。


ニセコに来ているフォーリナーのみなさんも、しっかりマナーを守ってほしいものだ。
ちょっと目に余るよ。

ここはサムライスピリッツの国。
自分よりも他人を重んじ、無駄な口はたたかない民族なんだ。

君らがどこで育ったかは知らんけど、 自分を出す民族なのかも知らんけど、郷に入っては郷に従えコノヤロー!

ジャパンサイコー★




2014-01-15

Deep powder

お久しブリーフ。
みなさん三連休は、いかがお過ごしでしたか?

ボクは、ニセコで驚くほどのディーペンパウダーを腹一杯いただいておりました。
地元民でも降雪量に驚いた3日間、山は大変な事になっておりました。

ということで、ディーペン動画シリーズの紹介です。


<1日目>

2014/1/11 ビレッジ早朝ゴンドラ
上は風が付いていたんで、雪は多少重い感じだったけど、十分深い。
底つきなしに加え、あんま人が入ってなかったので、面ツルバーンも数多く。
ゲレンデでお気楽パウダーをいただけるビレッジおすすめです。

この後、ヒラフアタックするも、強風の影響でゴンドラ上のリフトが一切動かず、見晴らしを回す羽目に…。
まぁ、見晴らしもそれなりに楽しめたけど、やっぱ物足りないし、人が多く1本回しただけで、トラックだらけ…。

ということで、面ツルディープパウダーを求めて、ニトヌプリへ。

2014/1/11 ニトヌプリBC(ルート66から2本目の沢)
謎のライダーのコメントからも伺えるとおり、まさに顔パウ。
この日は、午後からのアタックだったけど、面ツルバーンも数多く残り、十分楽しめたのでした。
依然として降雪はあるものの風は付いていたので、風が収まったらどうなるのやら★

<2日目>

2014/1/12 ビレッジ早朝ゴンドラ①
前日、風が付いていたのも夜半過ぎに収まったようで、しかも恐ろしいほどの降雪があった模様。
ゲレンデ内で、常時顔パウ時々オーバーヘッドという、ハンパない状況だった。
深すぎてトラバースもままならず…。


2014/1/12 ビレッジ早朝ゴンドラ②
2本目は人も入り、トラックも多く刻まれたけど、それでも深い。
楽しいぜビレッジ。


ということで、早朝からパウダービュッフェで腹一杯になりましたが、更なるパウダーを求めてヒラフへアタック。


2014/1/12 花園シークレット
シークレットというか、ここの名前を知らないだけ。
とりあえず、パウダーを求めて突っ込んだところが、超ディープだったのでご紹介。
うむ。
深い。

2014/1/12 奥州藤原氏から3本目の沢
ここが強烈だった。
5番ゲートは開いていたものの、ゲート入口が強風でホワイトアウトしていた影響からか、ほとんど人が入っていない状況でした。
行くのためらうほどですが、沢を1本トラバースすると地形が風をシャットアウト。
底に広がるのは面ツルバーン。

メチャクチャに深く、常に降り続ける雪によりトラックはどんどんリセットされる。
斜面のトラバースは腿パウ。
止まったら地獄。

でも、滑ったら顔パウ。

楽しすぎる。


だがしかし、トラバース隊長を務めたボクの後方から来たオヤジスキーヤー。
一生懸命歩いたボクのトレースを使ったくせに、まさかのボクらより先にドロップしやがった。

普通、トレースを使わせてもらったのなら、労をねぎらい面ツルは譲るのがマナーでしょ。
この日はこんな輩が2人もいた。
ワキマエロ!


2014/1/12 奥州藤原氏お気楽沢
まだ、お気楽ルートも面ツルあるんじゃないということで、行ってみると十分に面ツルがありました。
そしてここも深い。

腰パウからの顔パウ。
お気楽ルートでこの深さ。

楽しすぎる。

コレ以外にも、さらに1本奥州藤原氏3本目の沢もアタック。
恐ろしいほどの深さで、大満足の1日だった〜。

ただ、次の日のなだれ情報見たら、3本目の沢で雪崩に遭い、板を無くした人がいたとの事。
確かに滑る矢先から割れる斜面だったから納得。
ボクらは、危険を感じ、トラバースを早めに切り上げ、なるべく上のオープンを滑らないようにしていたけど、あそこ滑ってたならヤバそう。

装備の重要性と、一人では山に入らないってことを再度実感した。
みなさんも気をつけてください。


2014/1/12 ウォーターフォール①
色々ご紹介しましたが、この日一番のディープパウダーは、お気楽G9だったのでした。
何故かゲートは開いているものの、ほぼ手つかずの状態。
ちゅうことで、深すぎるパウダーをお手軽に味わってきたのでした。
阿野さんのオーバーヘッド、ボクの顔パウ見てくださいな。


2014/1/12 ウォーターフォール②
おかわりでもう一度。
阿野さんは顔パウ、ボクはオーバーヘッド。

いやぁ〜強烈だったな〜。



<3日目>

2014/1/13 ニトヌプリBC

3日目もビレッジ早朝ゴンドラからアタック。
さすがに3日目ともなると、雪もだいぶ落ち着き深すぎるとまではいかない。
でも十分に楽しめた。
3日目にして、ゴンドラ3本回して、修行感ハンパない。

この日も大寒波の襲来の影響で、ゴンドラ上のリフトは機能停止。
ということは、BCに切り替えるしかない。

ということで、1日目良かったニトへ。
風は1日目ほど無く、降雪がハンパない状況。

ボクらの先にトレースがあったので、それを使わせてもらいサクサクと登ります。
ルート66から3本目の沢左のオープンバーンを目指し。

4〜50分でお目当てのポイントへ到着すると、先行していた集団がドロップの準備を進めていました。
モチロン仁義を切り、トレースを使わせてもらったことを感謝し、同じバーンを滑っていいかを確認。

で、ピットチェックして驚いた。
掘れども掘れども層が見当たらない。
雪は常時降り続け1m以上積もってる。
弱層も見当たらない。

怖いね。


そして、ボクらの番が回ってきて、ドロップするとそこに広がるのは、3日間で最も深く最も軽い、顔パウ時々オーバーヘッドの極上の斜面がお出迎え。

アドレナリンだだ漏れで、斜面ほとんど覚えてない。

でも、サイコーだった。
これがあるからやめられないのさ。

山の神様。
ホントにありがとう。

これからもよろしくお願いします。


ヤマサイコー★




2014-01-08

From basegear.com

到着いたしました〜。
basegear.comからパタゴニアウェアとプローブがね。

セールだったもんでね〜。
入院保険がちょこっと出たもんでね〜。
ゲッヘグゴゴゴ。

ということで、早速ですがご紹介します。


Patagonia Men's Capilene® 2 Lightweight Crew 
どうしても必要という訳じゃなかったんですが、安いし持ってても必ず役に立つ日が来ると先読みしての投資。

うむ。
夏以外の山行で活躍する事でしょうな。



Patagonia Men's Capilene® 4 Expedition Weight One Piece Suit
奇跡のキャプ4スーツなり。
ベースレイヤーって上下分かれてる必要が無いよね。
だからこれって画期的なのだ。
背中に雪入らないし、あったかいし。
ツーケーにジップあって、コンウーもできっし(笑)

ファーストでも通気性と保温力をキープするってpatagoniaさん言ってるから、どんだけ使えるか、早く試したいぜ。

今週、真価が問われます。


Patagonia Men's R1 Full-Zip Jacket
R2だけしか持ってなかったけど、やっぱ気温やら天候に合わせてセカンドも使い分けたいな〜ということでポチり。

人並み以上に暑がりなボクとしては、R2よりも使い勝手良さそうと感じております。
春秋も使えっしね。


Patagonia Men's R3 Jacket
まさかのRシリーズ3つ目のポチり。
これ、実際使う?って感じだけど、昨年の極寒富良野岳の経験から、R3くらい持ってないと死を身近に感じたので、保険的な面からポチり。

ニセコじゃ使わないかな…。
羊蹄なら必要だよね(笑)


Patagonia Men's DAS Parka
普段着の万能な黒のジャケットが欲しかったのです。
オッサン年齢になってきたので、原色使いは控え、シックに決めないとね。

ジャパンじゃ4万超えだったけど、半額だったんでポチり。
着てみたら結構あったかい。
ダウンじゃなくても化繊で十分なのね。


Mammut Avalanche probe light
ビーコン、スコップとポチっていましたが、プローブをポチんの悩んでた。
使う?って思ってたけど、やっぱ仲間が埋まった時、ガシガシぶっ刺さないと見つけらんないよな〜と。
モラル的な面からポチっと。

180gだし、240cmあるし、良い買い物だったのだ。



ということで、年末の泥酔の夜に勢いに任せてポチポチとした品が遥かアメリカから届いたのでした。

人は散財と罵るかもしれませんが、必要なものを必要なだけですよ。
命を守るために必要なの。

そして良いものは良いの。


パッタゴニアー★





2014-01-05

Super Powder

いやいやいや。
年明け一発目のニセコひらふは、鬼パウだったなり。
常時首パウ&顔パウ、そしてオーバーヘッド。

てか、常に顔パウって言ってもJAROには電話されないほどの激パウなり。
ボクの経験上、2013年富良野岳並みのディーペンパウダーだった。


とんとんとんと〜ん、ヒゲじぃさ〜ん!!!in 東尾根〜♫

何回も言いますけど、マジ顔パウ、そしてオーバーヘッド。
本気で息できなかった。
サイコーですか〜。

ARMADA JJでは太刀打ちできないほどのパウダーに、物欲マックス。
阿野さんのジーニアスかT5必須だなこりゃ。


ということで、ディーペンパウダーゾーンでは、テンションが上がり過ぎたのと、ガッツきまくったので、動画撮る余裕なんてなし。

なので、帰り際のウォーターフォールでの一コマを紹介します。


阿野さんの浮遊感をお楽しみください。
(720で見てね。)


ほいでもって、相田さんの滑りも。
(720で見てね。)


ということで、新年からパウダーゴッドが我々に味方してくれた最高の一日だったのです。
ありがと〜アンヌプリのカムイ。
そして、あけましておめでとう。


でも、色々と気になった点がありますので、ちょっと紹介します。

本日は、天候が悪かったけど、パトロールの皆さんや雪崩情報を提供してくださっている皆さんの判断により、ピークをはじめ、数多くのゲートがオープンされていた。
もちろん、ゲート外はスキー場の管轄ではなく、あくまで自己責任での行動が条件となるのです。

そこにアタックするには、それなりの覚悟が必要になる。
なので、最低限のアバランチに対応するギアを揃えなければなりません。

でも、本日はお気楽スタイルが多かった。
彼女に良いとこ見せたいからとか、俺、ここの場所知ってっからついて来なよ〜とか、何も持たずに、ゲレンデ使用のイケメン武装でアタックする輩がたくさんいました。

もしあなたが、お気楽スタイルで安易にゲート外にアタックし、雪崩に合ったりクラックに転落して死んだらどうなりますか?
あんたは死ぬだけだけだから、知ったこちゃないけど、その後、あそこの場所で人死んだから、あそこは滑走禁止にしますとなったら?

大迷惑です。
死ぬのは勝手ですが、いろんな人に迷惑がかかるのですよ。

ということで、昨年まではお気楽武装のボクでしたが、ニセコのルールを知り、何回かバックカントリーを経験し、人には迷惑をかけれないという考えを持ち、今年はアバランチギアを揃えてアタックしております。


人として、パウダーを愛するものとして、最低限のマナーは守りたいものですね。
外人の方がしっかり装備整えてるよジャポネーゼ!
頼むよ。

まぁ、外人は外人で、テメーの国のルールを日本に持ち込んで、順番は守らない、でっかい声でズイズイゴンドラテレフォンとか、イライラする事は多々ありますがね。

ここは日本だぞ外人ども。
日本には日本のルールがあるんだ。
まず、サムライスピリッツについて学んでから、遊びに来いコノヤロー!

ということで、怒りが先行しているようですが、本当は充実感満載の一日だったのでした。


ニセコサイコーデスカー★






2014-01-03

Shugakuso again

暇を持て余す正月。
そんな時は、山ギアたちとお話しに秀岳荘へ行きます。

ということで、昨日に引き続き秀岳荘アタックです。


うむ。
昨日、ポチるかポチらないか最後まで悩んでいたTHERMOS FFX-500 pouchとスピークアゲインしたところ、是非ともボクの家へ行きたいとのことだったので。

ポチり。


THERMOS FFX-500 pouch

以前、ポチったFFX‐500のソフト素材の専用ポーチなり。
保温性が優れるとか、そういうナイスな効果はゼロですが、傷かつかないということとカッコいいということで、散財だす。

ははは。

FFX-500は、ボクの中で世界最強の保温ボトルと位置付けられているので、少しでもカッコいくしたいな~と。

ヨッシー!
真似すんなよぉ~(笑)


ガクッソシュウガクソウ★




2014-01-02

New year GAKUSO!!

あまけしておでめとうござんすごわす★

2014年といえば、空飛ぶ車が行き交い、町中には透明のパイプ的エレベーターが入り混じり、全ての人間はセワシくん的な服装をしているものだと信じていた幼少時代。

うむ。
何も変わらん。

うむ。

まぁまぁ、突然そんなに変わられてもね。


ということで、幼少時代と変わらぬ脳みその持ち主であるボクはといいますと、同じく幼少時代の脳みそを兼ね備えた西大西氏と新年一発目の秀岳荘アタックを決め込んできたのでした。

自分では秀岳荘玄人と思い込んでるボクは、秀岳荘で必要なものを必要なだけポチることに優越感を覚えています。

周りの小さい子供を連れたファミリーや山知ってんの?と思える若いカップルなどを横目に、山食を選んでる自分を鏡に映し、ニヤけています。

キモいですね。
グヘヘヘ。


では、本日のポチりギア。
ワックスアイロンペーパー。
NIKWAX WASH-IN&SPRAY-ON。
インスタントコーヒー。
松本氏ワックス。
シーフードヌードル(エイジくんのも)
山ご飯(エイジくんのも)

てな具合。

うむむ。
ボクも大人になったもんだ。

ということで、全ては再来週の連休にパウダリスタ師匠である、エイジくんが襲来するので、それまでに揃えなければならない必要最低限のギアをポチり。


ちなみに西大西氏は、ORのバラクラバ(NINJA)をポチり。
ペイオフ間近の彼は、一旦休んだらバラクラバ凍って冷たいからさ~という理由で、2個目のバラクラバをポチり。

やはりただもんではないのである。
ということで、新年一発目の岳荘アタックでした。

ガックガクソウ★




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