2013-02-18

Mt.Furano BC


久しぶりに激しく、そして激しく疲れた。
というのも、滑り倒しのパウダー三昧の週末を過ごしてきたからなのです。

のっぴきならね~事情により、アタックの詳しい日時は公開できませんが、まず1日目の富良野岳BCからご紹介。


前からブログにもチョイチョイ登場してる冬山の師匠であるエイジ君と、エイジ君繋がりで知り合ったパウダリスタスキーヤーの阿野さんと3人でのアタックです。


2人は、本格BCを経験しているツワモノですが、ボクはこの日が人生初の本格BCとなり、何か知らんけど、出発前に家の片づけやら身辺整理をこなしました。

死の予感を十分に感じさせる旅。

怖いけど、そのリスクがまた、たまらんのです。


ベテラン2人と一緒ですが、今回は、富良野岳アタックという事で、さすがにリスクが高すぎるため、ペンションととりのオーナーでもあり、旭岳パウダーガイドの「としさん」のガイドのもとでのアタックとなります。

無事生還し、余韻に浸る我々と異国の人。



なんたって道北、雪が超絶に軽いのです。



雪の結晶が違う。



ハイク開始から30分ほどで、ガスに突っ込みます。
緊張感とナイスな景色がボクの心を揺さぶりテンションは最高潮。



木も少なくなり、いよいよ、森林限界を突破します。



山麓は風も無く穏やかでしたが、さすがに森林限界を超えるあたりから風が吹き出し、メチャクチャ寒くなってきます。

やっぱ、冬山。

気を抜くと、簡単に死ねます。


ということで、これ以降グローブを外すことができず、上まで写真は撮れてません。


ハイクアップすること、2時間20分ほど。
通常なら、もっともっと速いペースで登るんでしょうが、初BCのボクや、同行した異国の人たちを気遣ってのスローペース。

ホントかたじけない。


で、何とかかんとか無事、ドロップポイントへ到着。
いよいよ滑り出しますが、雪が深い。

深いなんてもんじゃない。

板をつけてても、腰。

信じられないほどの雪。

これ嘘じゃないです。


いつもは、超スピードでかっ飛ぶエイジ君と阿野さんでも、さすがにスピードが出ない。
超Deeeeeeeeeeep Powder。


少し切るだけでオーバーヘッド。
常に顔。

息できない…。


1本目を終え、昼食時には晴れ間も。
てか、異国の人、カブりすぎ…。



そして、2本目へのハイクアップ再び。


この拷問のような時間も、全てはDeeeeeeeep Powderのため。

てか、先頭でラッセルする「としさん」のペース早すぎ。
尋常じゃない体力。

恐れ入ります。

2本目。
ほとんど何もないバーンをいただきます。



阿野さん、体感温度-20℃オーバーでの素手ピクチャー。



富良野岳ピークが顔を出す。



この日はホントにノートラックのみ。



テンション上がって、珍しく自分撮りですよもう。


結果、最高。
無事に帰ってこれたし、人生初のオーバーヘッド味わったし、ハイクアップが好きになったし。

大収穫でした。


この後は、白銀荘でふやけるまで風呂に入り、ペンションととりの近くの居酒屋りしりさんで、美味い飯と体に浸みわたるルービーを味わい、早めの就寝となりました。

居酒屋りしり。



決して海の近くではありませんが、魚介類も美味いのです。

お通し。



刺し盛り。



締めはやっぱり茶漬け。




コトバニナラナイ★

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